2015.11.26 23:15インターネットリサーチ 質問設計のコツ②今回は、質問を作成する際に気を付けるべき点や、トピックを記載します。■リサーチャーが気を付けるべき点・1つの設問に2つ以上の意味を含めないたまに見る誤った設問として、「当社の製品は信頼ができ、便利な製品だと思いますか?」というものがあります。「信頼」と「便利」は本来別の言葉であるため、設問を分けるか、一緒に聞く場合でもすべての組み合わせを網羅する必要があります。一緒に聞く場合では、、「信頼がある」...
2015.11.26 22:25インターネットリサーチ 質問設計のコツ①インターネット上のアンケートを用いた定量調査を行う際、どのように質問を作成すれば良いか迷うことがあります。今回は、質問設計を行う際に気を付けるべき点や、トピックを記載しました。■リサーチャーが気を付けるべきこと~全体設計~・全体設計については、(我流ですが…)質問フォーマットを利用することをお勧めします。まず、調査の設計を行う際には、「具体的な仮説」と「調査からのアクション」が重要であると述べまし...
2015.11.20 09:15スクリーニング条件のコツ ~定量調査の設計で、うまく対象者を絞るには?~ 定量調査を行う場合、調査会社に委託し、その会社のパネル(回答者が登録された媒体)を利用して調査を実施する事が多いかと思います。その際、調査のフローは大きく「スクリーニング調査」と、「本調査」の二つに分かれます。スクリーニング調査で対象者を絞り込む設問を入れておき、そこで条件に合致した回答者が、本調査に進むイメージです。今回はそのスクリーニング条件を設計する際のトピックを書きます。また説明のため、...
2015.11.19 23:00リサーチ結果の「お蔵入り」を減らす方法②事業会社内のマーケティングリサーチでありがちな「お蔵入り:結果をみて、”ふ~ん”、で終わる」を減らす方法②です。お蔵入りを防ぐには、「具体的な仮説」を設定する事が重要だと前回述べました。事業会社においては仮説が弱い調査も多く見かけるため、きちんと仮説設定ができただけでもゴールの半分ほどは達成してはいます。しかし、一番良いゴールは結果を活用して「アクション」につなげてもらうことです。良い調査結果を出...
2015.11.19 14:00リサーチ結果の「お蔵入り」を減らす方法①: 調査設計で一番大事なことは「具体的な仮説」と「調査結果からのアクション」 事業会社内のマーケティングリサーチでありがちな「お蔵入り:結果をみて、”ふ~ん”、で終わる」を減らす方法です。リサーチをやっていて一番残念なことが、調査を実施して結果をだしたにもかかわらず、(依頼され数百万円かけてやったのに…)、依頼元のオーナーの施策に活かしてもらえないときです。私は個人的に「お蔵入り」と呼んでいます。リサーチを初めた最初の年は、よくお蔵入りを経験しました…。失敗を経験したこと...
2015.11.19 03:45本blogのコンテンツについて事業会社におけるマーケティング担当者が、調査やデータ分析の際に気を付けるべきトピックなどを紹介していきます。私が紹介するトピックは以下の情報ソースを活用して、自分なりの解釈や経験を踏まえて作成しております。・自身が参加しているマーケティングリサーチ勉強サークルからのトピック・心理学で用いる統計手法、マーケティングリサーチの手法(経営大学院にてMBAコースを修了)の知識・リサーチ関連の書籍(出典明記...